春に挑む
捕手 井上直哉選手(1年)
的確な指示で信頼集め
「声が通り、指示も的確」。小坂将商監督に評価されて昨年、外野手から捕手に転向した。2年生の助言を受けながら、役割や技術を学ぶ日々だ。
地元五條市出身。中学時代に所属した葛城JFKボーイズで主将を務めた。実家から学校まで約3㌔を走って通学。捕球の技術を高め、送球やけん制球の練習にも取り組む。
小学生時代には近畿地区選抜に選ばれた。龍谷大平安、鳥羽など有力校に進んだ当時の選手だちと連絡を続け、励まし合っている。「1年で試合に出ているやつもいる。自分も負けたくない」