春に挑む

中堅手 大西涼太選手(2年)

走攻守に俊足生かす



50㍍走5・8秒はチームー。「足を生かして走攻守につなげている」。昨秋の公式戦全7試合に出場し、毎試合「4打席3安打」の目標を掲げた。達成できず2割8分6厘たった成績を悔やむ。

 冬場は、遊撃手の頭を越えるライナーを意識して練習をした。朝と夜の自主練習では、持ち前の俊足を生かした走塁練習に励んだ。

 小学校の時から試合の応援に駆けつけてくれる祖父は「甲子園に連れて行ってほしい」が口癖。昨秋の公式戦も見に来てくれた。「いつも静かに見守ってくれるおじいちゃんの前で目立ちたい」