春に挑む

二塁手 岩田拓選手(2年)

粘って出塁「影の立役者」


打撃力のあるチームで、自分の役割を「影の立役者」と呼ぶ。
「一発の長打力はない。相手投手が嫌がるよう打席で粘り、バントでも塁に出るよう心掛ける」。
昨秋の公式戦全7試合に出場し、打率3割6分8厘を記録した。

センバツ出場が決まると、淡路島の母親から「やっと決まったか」とメールが届いた。

3人兄弟の真ん中。3歳年上の兄も高校球児だったが、甲子園には立てなかった。
小学時代、兄と一緒にティーバッティング
に励んだ。「お世話になった人たちへの恩返し」。甲子園での活躍を誓う。