春に挑む

捕手 吉田高彰選手(2年)

監督の一言に奮い立つ

遠投110㍍でチーム屈指の強肩を誇る。
新チーム結成時は2軍たった。練習試合で結果を残し、近畿大会県予選からレギュラーの座を射止めた。

1年の夏は打てず、守りでもミスを連発。野球を続けられるか不安に陥った。
「俺はお前を見捨てない」。小坂将商監督の一言に奮い立った。

 冬は盗塁阻止率を高める努力をした。居残って1~2時間、ピッチングマシンの球を受けては素早く投げる構えに移る自主練習に励んだ。

 父も元高校球児で捕手。父からもらった青いお守りを常に首にかけている。