春に挑む

感謝の気持ちでマウンドヘ

投手 浦中拓也選手(2年)

人一倍の負けず嫌い。
強打者を前にしても「逃げ出したくはない」。
昨秋の近畿大会県予選3回戦の法隆寺国際戦で公式戦に初登板したが、初回に3点を奪われた。
「勝だなきゃいけないと思い、力んでしまった」
 二度と繰り返さないと、冬場は特に精神面を鍛えた。
50㍍の全力疾走とジョギングのセットで50本繰り返す練習では、苦しくても周りへの声かけを強く意識し、心の余裕を生み出す努力をした。
周りへの感謝の気持ちを大切にする。
マウンドに立つときは、センターとバックネットに向けて一礼する。