「試合が待ち遠しい」

2014/3/18
毎日新聞




  元気に甲子園練習

 21日開幕の第86回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野r連主催)に出場する智弁学園は17日、兵庫県西宮市の阪
神甲子園球場で練習に臨んだ。守備練習では連係プレーを確認し、球場の芝や土の感触を確かめていた。

 午後3時半、「行くぞ」という高岡佑一主 将(2年)の掛け声で、選手たちはグラウンドヘ。小坂将商監督のノッ
クに、選手たちは「オーケー」と声を掛け合って捕球。中継プレーやバント処理にも取り
組んだ。投手陣は直球を中心に投げてマウンドの感触を確認し、尾田恭平投手(2年)は 「軟らかく蹴りやすかつた
」と話した。

 高岡主将は「小さい 頃からの憧れの舞台で楽しかった。試合が待ち遠しい」と声を弾ませた。吉岡郁哉選手(2年
)は「甲子園に実際 に立ってみると大きく 広かった。試合では大応援に負けないプレーをする」と意気込んだ。

小坂監督は「(対戦相手の三重は)力があると聞いている。やりがいのある試合になる」と語った。

【鶴見泰寿】