84 センバツ |
■智辯・大崎拓也内野手 |
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「父の分まで活躍したい」と言う。 父昭人さんも元高校球児。 高知商の選手だったが県大会決勝で敗れ、甲子園を目前に涙を飲んだ。 小学校の頃は、所属する野球チームの監督だった父と毎朝6時から練習した。 親元を離れて寮生活を送る今も、下半身強化に向けたタイヤ引きなど早朝練習は怠らない。 こうして鍛えた長打力が持ち味だ。 昨年6月の練習試合で、強豪校の中京大中京を相手に満塁本塁打を放った。 「大きな自信になった」。 親子二代かけて実現した甲子園という夢。 父の思いもバットに乗せ、フルスイングするつもりだ。 【山崎一樹】 |