84 センバツ
毎日新聞 奈良版
選手紹介

■小池将大一塁手


 昨年4月、練習中に右肩を脱臼した。夏の奈良大会は間近。悩んだが、父道朗さんに「プラスになるよう考えなさい」と諭され、手術を決心した。
 チームはその夏、甲子園に出場した。
プレーで貢献できないもどかしさもあった。ただ、小坂将商監督は言った。「お前の力が必要になる時が来る」。ベンチを掃き清め、裏方に徹した。
 迎えた昨秋の近畿大会。県予選では接戦となった高田商戦で本塁打を放つなど貢献。チームはセンバツ切符をつかんだ。初めて踏む甲子園の舞台。「支えてくれた人たちにプレーで恩返しする」  【山崎一輝】

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